「JROAD-DPC を使用した、劇症型心筋炎の疾患登録とその解析」に関する臨床研究を実施しています。
信州大学医学部医倫理委員会の審査による医学部長の承認を得て実施しています。この研究は、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」の規定により、研究内容の情報を公開することが必要とされています。
| 研究課題名 | JROAD-DPC を使用した、劇症型心筋炎の疾患登録とその解析 |
| 所属(診療科等) | 循環器内科 |
| 研究責任者(職名) | 桑原宏一郎（教授） |
| 研究実施期間 | 倫理委員会承認日～２０２２年３月３１日 |
| 研究の意義、目的 | 本邦における劇症型心筋炎の病態、最新治療、予後を明らかにする研究で、今後の診療レベルの向上に貢献します。 |
| 対象となる患者さん | ２０１２年４月１日から２０１７年３月３１日の期間に当院で劇症型心筋炎に関する医療を受けられた方 |
| 利用する診療記録／ 検体 | 診断名、年齢、性別、身体所見、検査結果など |
| 他機関への試料・情報の提供方法 | 電子的配信により提供します |
| 研究方法 | 過去の診療記録より上記の内容を収集し、疾患の重症度と各種診療記録との関係性について検討します。 |
| 共同研究機関名 | 奈良県立医科大学循環器内科学講座（責任者：尾上健児） 国立循環器病研究センター（責任者：宮本恵宏） その他調査期間中に劇症型心筋炎診療を行った全国の医療機関からの参加が予定されています。 |
| 研究代表者 | 主任施設の名称：奈良県立医科大学循環器内科学講座研究責任者：尾上健児 |
| 問い合わせ先 | 氏名（所属・職名）：元木博彦（信州大学医学部循環器内科学教室・准教授）電話：0263-37-3486 |
【既存の診療記録、検査結果】を研究、調査、集計しますので、【新たな診察や検査、検体の採取】の必要はありません。
利用する情報からは、患者様を直接特定できる個人情報を削除し、主任施設である奈良県立医科大学に提供します。研究成果は今後の医学発展に役立つように学会や学術雑誌などで発表しますが、その際も患者様を特定できる個人情報は利用しません。この研究にご自分の診療記録等を利用することをご了解いただけない場合、またご不明な点については、上記問い合わせ先までご連絡くださいますようお願いいたします。研究不参加を申し出られた場合でも、なんら不利益を受けることはありません。ただし、同意取り消しの申し出をいただいたとき、すでに研究成果が論文などで公表されていた場合や、資料や情報が匿名化されて個人が全く特定できない場合などには、結果を廃棄できないこともあり、引き続き使わせていただくことがあります。