「長野県及び信州大学関連病院におけるカテーテルアブレーション症例の予後調査(Shinshu-AB registry) 」に関する臨床研究を実施しています。
信州大学医学部医倫理委員会の審査による医学部長の承認を得て実施しています。この研究は、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」の規定により、研究内容の情報を公開することが必要とされています。

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研究課題名 長野県及び信州大学関連病院におけるカテーテルアブレーション症例の予後調査(Shinshu-AB registry)
所属(診療科等) 循環器内科
研究責任者(職名) 岡田綾子 准教授
研究実施期間 2021年7月1日~2026年5月31日
研究の意義、目的 この研究は、不整脈治療のために施術する予定のカテーテルアブレーションの有効性と安全性を調べることを目的として実施する臨床研究です。本研究にご協力されるかどうかはあなたの意志で決めて頂き、その決定は強制するものではありません。又、途中で同意を撤回したい場合でもいつでも同意撤回することはできます。尚信州大学医学部内にある医倫理委員会で審議され、医学部長の承認を得ています。本邦において、不整脈に対するアブレーション治療は増加の一途をたどり、年間約5万例以上の治療がされています。この研究では、アブレーションを施術した患者さんを対象とし、治療後の予後および安全性と有用性について調べます。過去に報告されているこのアブレーションに関連した研究は参加した患者さんの数が少なく、日本における特に長野県内での現状が把握されておりません。今後さらにアブレーション治療の対象となる患者さんが増加することを考慮しても、現時点の現状を把握する必要性が高まっています。又、この研究結果から安全性と合併症予測等につながると考えています。
対象となる方 2021年7月1日から2026年12月31日の期間に共同研究機関でアブレーション治療を受けられた方
利用する診療記録/検体 診断名、年齢、性別、治療内容、検査結果など/採血した血液の一部
他機関から試料・情報の提供を受ける方法 (記録媒体、郵送、電子的配信 等)により提供を受けます
研究方法 共同研究期間にて、アブレーション治療を受けられる方の基本情報や検査結果、等を登録し病名と治療内容、方法を確認します。又退院後に起こった有害事象や再発の有無等治療後36か月後まで確認させて頂きます。
共同研究機関名(研究責任者氏名) 上越総合病院(篭島 充)
長野市民病院 (笠井俊夫)
長野中央病院 (河野恆輔)
長野赤十字病院 (臼井達也)
信州上田医療センター (高橋済)
佐久医療センター (南野安正)
浅間南麓こもろ医療センター (佐藤秀明)
北アルプス医療センターあづみ病院 (富田威)
松本協立病院 (小山崇)
相澤病院 (小口泰尚)
諏訪赤十字病院 (相澤万象)
伊那中央病院 (竹内崇博)
飯田市立病院 片桐有一
研究代表者 主任施設の名称:信州大学病院 研究責任者:岡田綾子
問い合わせ先  信州大学(電話:0263-37-3486)

【既存の検体や診療記録、検査結果】を研究、調査、集計しますので、【新たな診察や検査、検体の採取】の必要はありません。

患者様を直接特定できる個人情報を削除した上で提供された試料・情報等を利用します。

研究成果は今後の医学の発展に役立つように学会や学術雑誌などで発表しますが、その際も患者様を特定できる個人情報は利用しません。

この研究にご自分の診療記録等を利用することをご了解いただけない場合、またご不明な点については、上記問い合わせ先までご連絡くださいますようお願いいたします。

研究不参加を申し出られた場合でも、なんら不利益を受けることはありません。ただし、同意取り消しの申し出をいただいたとき、すでに研究成果が論文などで公表されていた場合や、試料や情報が匿名化されて個人が全く特定できない場合などには、結果を廃棄できないこともあり、引き続き使わせていただくことがあります。